2018年11月6日(火)の3時限目(13:00~14:30)に、関西大学堺キャンパスB棟3階SB301教室において、シアトルマリナーズ栄養アドバイザー、Nutrition in Action, PLLC の創業者、代表取締役のモニカ ヴァン ウインクル氏を講師に迎え、「メジャーリーガーの食事戦略」というテーマで関西大学人間健康学部 「スポーツと健康コース」学術講演会を開催しました。 また、本学非常勤講師の小林義樹氏に通訳を担当していただきました。
モニカ氏は、メジャーリーグの有力チームであってもすべての選手・コーチが栄養摂取について積極的であるというわけではないという意外な事実を披露してくれました。そのうえで、体力向上を目指すための栄養摂取に奇抜な成功法はなく、三大栄養素のバランス、摂取タイミング、食品添加物への留意といった正攻法で臨むべきであると示唆。そして、ジャンクフードはなるべく遠ざけつつも、無理のない範囲の努力でなければ続かないという現実的な着地点について具体的なメニュー例を示しながらの説明はたいへん説得力のあるものでした。
記事提供 関西大学人間健康学部 安田 忠典 教授