7月27日(土)に東西いのちの文化フォーラムを開催いたしました。
テーマ:「操体法」
講師:北村翰男 先生(奈良操体の会・奈良漢方治療研究所所長)
この講座では、北村先生より、「操体法」という技法の基本的な考え方についてお話を伺いました。
身体の動かし方の原理原則を基に、痛みや違和感のないほうに動くということや、患部のみにとらわれず身体全体の様子を観察するという特徴が挙げられていました。
その後は操体法を実際に体験し、身体のことは全て身体が教えてくれるという感覚や、自分の身体をじっくりと見つめて感じ方に気づいていくという体験をしました。
テーマ:「セルフマッサージで心ケア」
講師:鎌田麻莉 先生(心で触れるボディワークスクール校長)
この講座では鎌田先生より、普段じっくりと感じる事のない自分自身の身体を「自分でケアする」ということについて教えていただきました。
自分の片方の足に丁寧に触れてみて左右で比較してその感覚の違いを確認する方法、床に寝転がり自分の身体に自分で圧をかけて「床にマッサージしてもらう」方法、呼吸をすることで体を内側からケアする方法など、身体一つでできるセルフマッサージについて体験しました。
一つ一つの動きを大事にし、ひいては自分自身を大事にするということを学んだ時間となりました。