7月6日(土)に、すこやか教養講座(第8期)の第3回を開催いたしました。
講 師:関西大学人間健康学部准教授 原田純子
テーマ:「からだが弾む、心が弾む」
私たちの身体は、意識するとしないにかかわらず、とても素直に心の状態をあらわしています。たとえば、悩み事を抱えていると表情も沈み、身体の動きもにぶくなってしまい、逆に、心が踊るような楽しいことがあると表情も明るくなりそれにあわせて身体の動きも自然と軽くなります。
今回の講座では、舞踊教育学がご専門の原田純子先生とともに、心と密接に関わる人間の身体に焦点を当てて、身体を調整することから心のあり方を変えていく方法について学びました。
「肩の荷が重い」「腹が立つ」「肩身が狭い」などの言葉は、その人の心の状態を身体で表現しています。原田先生からは、実際に身体を動かしながら、自分がそのようなネガティブな状況に置かれた際に、どのように身体を動かせば心を落ち着かせることができるのかを説明して頂きました。
また、音楽に乗りながら自分の身体で色々なポーズを作ってみると、徐々に楽しくなり心が弾んできます。自分の身体と心に向き合いながら身体表現をする楽しさを実感することができました。