講 師:関西大学人間健康学部教授 森下 伸也
テーマ:『大人の見る繪本 生まれてはみたけれど』
今回のユーモア映画鑑賞講座では、小津安二郎監督のサイレント映画『大人の見る繪本 生まれてはみたけれど』(1932年)を鑑賞しました。音声のない映像と字幕だけのサイレント映画ですが、小津安二郎によって随所に散りばめられたユーモアあふれる映像の数々に会場からは参加者のクスクス笑いが聞こえていました。
映画鑑賞後、森下伸也先生から映画に描かれていた物語の背景と構造が解説され、時代は変われど現代にも通ずる家族や社会の抱える問題について学ぶことができました。