学部の理念・コンセプト
現代社会が安全で質の高い生活をめざして持続的に発展を続けるためには、優れた機能をもち、安心して使える「システム=しくみ」の創造が必要不可欠です。
システム理工学部は、「しくみづくり」を基幹コンセプト、「科学技術システムにおける高機能で安全なしくみの創造」を基本理念として、主にハード面から、産業技術システムの構築、創成、改良、維持管理に関わる人材の育成を進めています。真に応用の利く知識を習得するため、工学系の学びに自然科学の根幹を成す数学と物理学分野を加えた幅広い教育研究体制を展開。理論で挑むか、技術力で貢献するか、自分の得意な方法で、人々の暮らしがもっと便利に快適になるような「しくみ」をつくり出してみませんか。
システム理工学部でできること
社会が直面する新たな局面(SIDE)を切り開く人材育成
関西大学システム理工学部は、社会が直面する新たな局面(SIDE)を切り開く人材育成をめざします!
Smartphone
スマートフォン
あなたの身近な「スマートフォン」は、実はシステム理工学部で学ぶ知識によって作られているのです。
IoT・AI
AI・IoT時代のモノづくりをリードする人材を育成します。
Data Science
データサイエンス
ビッグデータ活用のしくみに精通し、有用なデータを的確に扱う力を養います。
Environment
環境
持続可能な社会の実現に向けた環境技術を学びます。
スマートフォンを支える学びの分野
数学はヒミツの守り神?
進化する暗号方式
インターネットで個人情報を送信する際、盗聴される危険にそなえて暗号化することが広く行われています(SSL通信など)。その原理には数学の理論が不可欠で、この技術はさらなる発展が期待されます。
無数の電波が飛びかう世界。
きちんと情報が届くのはなぜ?
異なる周波数の電波を使う多重通信方式によって、混信することなく相手に正しく情報が届くのです。電磁気学の基本法則「マクスウェルの方程式」を大学の物理で一緒に楽しく学びましょう!
どんどん薄くなるスマホ。
中身はどうなってるの?
電子部品の小型化、長時間の連続使用を実現するバッテリー、直感的な操作ができるインターフェイスなど、ハードウェアからソフトウェアまで幅広い技術の進化により、さらなる小型化・高機能化が進むと考えられます。
使いやすくて、丈夫で、しかも
かわいいスマホ端末を作るには?
あらゆる材料を検討したうえで、機能やデザインに応じて部品を加工し、新たなスマートフォンとして組み立てる。材料開発、精密加工技術、自動組み立て技術、基板回路の高密度化など、機械工学の発展がスマートフォン開発には不可欠です。
グローバル教育
グローバル社会で活躍できるエンジニア育成特別プログラム
キャンパス内留学体験
- 共通教養科目 グローバル科目群:「留学準備スキルアップ科目」
- 留学生との交流(アクティビティ・外国語会話・交流会への参加)
- 海外の大学訪問イベントや国際シンポジウムへの参加
海外大学体験研修(3週間)
- 中原大学での短期滞在プログラムへの参加(選択科目2単位)
- 全編英語の演習形式科目(選択科目2単位)
短期留学(約1〜2ヶ月)
- 海外インターンシップ(選択科目2単位)
- 中原大学(台湾)、キングモンクット工科大学トンブリ校(タイ)、グダニスク工科大学(ポーランド)等への短期留学・研究室体験
国際共同研究
- 海外研究室との共同研究テーマの実施
- 研究、プロジェクト、ディスカッション、プレゼンテーション、論文作成
- コミュニケーション力、課題発見・解決力の養成
データサイエンス教育
AI・IoT時代のモノづくりをリードする人をつくる
システム理工学部データサイエンス教育プログラム
システム理工学部がめざすデータサイエンス教育は、より快適な生活のためのモノづくりを目標に、ビッグデータ活用のしくみに精通し、有用なデータを的確に扱う力を養うものです。データサイエンティストの育成に向け、ものづくり関連科目に連動する多彩なコンピュータ科学系科目に加え、自ら問題発見解決にあたるPBL科目、企業でのインターンシップなどを通じ、体系的に学びを深められる新たな教育環境を構築しました。
文部科学省認定プログラム
システム理工学部データサイエンス教育プログラムは、文部科学省の『数理・データサイエンス・AI教育プログラム(応用基礎レベル)』に2025年度に申請を行い、認定を受けました。
(認定期間:2030年3月31日まで)


以下の授業科目をすべて修得した学生が本教育プログラムの修了者となります。
※科目名をクリックするとシラバスが閲覧できます。
| 学科 | 科目名 | 配当年次 |
|---|---|---|
| 数学科 | データサイエンス入門 | 2年 |
| コンピュータ実験数学1 | 2年 | |
| 機械学習入門 | 3年 | |
| 物理・応用物理学科 | データサイエンス入門 | 2年 |
| データサイエンス基礎PBL | 2年 | |
| 機械工学科 | 機械データサイエンスの基礎と実践 | 2年 |
| 情報処理演習II | 2年 | |
| 電気電子情報工学科 | データサイエンス入門 | 1年 |
| 基礎プログラミング | 1年 | |
| プログラミング・プロジェクト実習2 | 2年(先取り履修) | |
| データサイエンス基礎PBL | 2年 | |
| データサイエンス応用PBL | 3年 |

話題の研究レポート
レポート1:映画「君の名は。」を彩った京組紐が圧電センサとのコラボでフランス・パリでデビュー
映画「君の名は。」のキーアイテム「組紐」と「ウェアラブルセンサ」のコラボが、パリで行われたプリミエール・ヴィジョンで発表され、海外のマーケットで大きな話題に。それが世界初の「組紐センサ」です。伸び縮み、曲げ伸ばし、ねじりといった体の動きによって発電し、キャッチした情報をスマートフォンなどに送信が可能。飾り結びのアクセサリーにすれば、つけた人の脈拍、呼吸といった複数の情報を受け取れるため、離れたところにいる高齢者やペットの見守りなど、さまざまな方面での実用化が期待されています。
レポート2:京都大学医学部附属病院と連携 VRで内視鏡手術の歴史を変える
京都大学医学部附属病院との連携による開発プロジェクトから生まれたMR(ミックスド・リアリティ=複合現実)を駆使した手術支援システム。音声や視線で操作できることから、手袋をしたまま空間にディスプレイを出現させ、ソフトを立ち上げて、電子カルテの閲覧、ジェスチャー入力も可能。内視鏡による手術では、患部の映像に視線でラインを引いて執刀メンバーの理解を高めれば、腫瘍を確実に取り除くことにつながります。3年後の実用化をめざしています。
学科紹介
予想される将来のフィールド
機械工学科(定員220名)
- 自動車・航空関連企業、精密機械製造企業
- 医療機器企業、産業機械関連企業
- 電気・電子関連企業、総合電機メーカー
- 計測制御機器関連企業、情報通信関連企業
- 運輸機械関連企業、システムエンジニア
- 大学院進学、大学研究者
電気電子情報工学科(定員170名)
- エレクトロニクス関連企業
- 情報・通信関連企業
- コンピュータメーカー・ソフトウェア関連企業
- エネルギー関連企業
- 自動車関連企業
- 大学院進学、大学研究者
グリーンエレクトロニクス工学科(定員62名)
- データサイエンティスト
- 半導体デバイスメーカー、半導体製造装置メーカー、半導体商社
- コンピュータメーカー・ソフトウェア関連企業
- 大学院進学、大学研究者