学部の理念・コンセプト
化学・生命・マテリアルをキーワードに、21世紀の「ものづくり」と「先端技術」の発展に貢献できる研究者・技術者を育成します。
学習・研究内容は、さまざまな先端技術分野が必要とする「新しい分子やマテリアルの設計・発明」「DNA・タンパク質などの生体分子の働きと機能の解明・応用」などがあります。
ナノテクノロジー・バイオテクノロジー・エネルギー・環境・医療をはじめとした幅広い分野に対応できる研究者・技術者の育成をめざしています。これまでになかった「もの」を発見・創造し、人々の暮らしやいのちを守る学問領域は、きっとやりがいを実感できるでしょう。
化学生命工学部でできること
未来を切り開く6つの研究分野
化学生命工学部では、最先端の研究を通じて社会に貢献する人材を育成します!
次世代エネルギー貯蔵技術
水素をコンパクト・軽量かつ安全に貯蔵できる材料や高出力かつ高容量の電池で省エネルギー社会を実現。
人工臓器・医療材料
体への負担の少ない素材を開発。臓器移植から再生医療の時代へ、医療の進歩を支える。
介護・福祉機器
高齢の方にも利用しやすい、軽くて強く、体にやさしい、低コストの金属材料を研究。
新医薬品の創製
微生物の遺伝子配列を読み解き、新たな医薬品の創製へ。難病に苦しむ世界中の人々の助けになる。
健康寿命延伸
効率的な培養技術を開発し、乳酸菌の生産性を高めることで健康寿命延伸にも貢献。
安全な化粧品開発
生物のしくみを応用した新物質をつくりだし、敏感肌にも使える安全な化粧品を開発。
化学・物質工学科の学び
新物質・新素材を創出するスキルを身につけた、先端技術をリードする人材を育成
マテリアル科学
「もの」の持つ機能を最大限に発揮する、新たな機能を付与する材料学を学びます。環境負荷が小さい材料創製など、循環型社会に相応しい材料の研究・開発をめざします。水素貯蔵材料、光照射による骨類似物質の成膜、プラズマ窒化技術などを研究しています。
応用化学
ハイテク産業を支え、環境・エネルギー・健康・食糧問題の解決に資する化学者を育成します。目標とする物質合成のための分子設計法や物質を分子・分子集合体レベルで理解する能力を身につけます。次世代電池、イオン液体、ナノサイズの金属ナノ粒子などを研究しています。
バイオ分子化学
化学の立場から医療・生命科学の発展に貢献する研究者を養成します。タンパク質や多糖、DNAなどの生体分子や、細胞や生体組織そのものに対して働く、新しい分子や高分子材料を自らで設計・合成する能力を身につけます。インテリジェントゲル、細胞マイクロアレイなどを研究しています。
半導体・微細加工技術
スマートフォンなどの電子機器の性能向上を支える半導体の回路微細化に取り組みます。極端紫外線(波長13.5nmの光)に高感度で反応する「レジスト材料」を開発し、半導体の性能と生産効率を大幅に向上させる可能性を追究しています。
生命・生物工学科の学び
食品・医薬品・化粧品・環境関連分野など、多方面で活躍できる人材を育成
生命科学
DNAやタンパク質の構造・機能を理解し、それらの相互作用に基づく高次の生命現象について学習します。食品・医薬品開発や基礎研究へ幅広く応用できる能力を養います。微生物の遺伝子配列を読み解き、新たな医薬品の創製や、安全な化粧品の開発に取り組んでいます。
生物工学
植物の育種や微生物を用いた物質生産など、生物機能を工学的に応用する技術を学びます。乳酸菌の効率的な培養技術を開発し、生産性を高めることで健康寿命延伸にも貢献。環境微生物工学、酵素工学、生物化学工学などの分野で研究を進めています。
植物バイオテクノロジー
植物細胞工学や植物分子生物学を通じて、農業・食品分野での応用をめざします。発生生物学、生物物理化学、バイオインフォマティクス論など、最新のバイオテクノロジーを駆使して、持続可能な社会の実現に貢献する研究を行っています。
医薬品・診断材料
医薬品薬理学、タンパク質工学、バイオ機器分析などを学び、医療・診断材料の開発に取り組みます。生物のしくみを応用した新物質の創製により、難病治療や診断技術の向上に貢献します。食品関連企業、医薬品研究・開発企業、医療機関などで活躍できる人材を育成します。
グローバル人材育成プログラム
国際的な感性と多角的な視点を身につける
海外体験研修(10日間)
- 夏季休暇を利用したタイ王国提携校との連携プログラム
- 大学の講義、研究室見学、現地学生との交流
- 日系企業への訪問
短・中期留学プログラム(1〜3ヶ月)
- 米国、タイ王国などの研究室で基礎実験
- ゼミの参加、現地学生との交流
- 多様な活動を通じた国際的な感性の育成
- 修了後は学問・研究の普遍性を実感
学科紹介
化学・物質工学科
定員242名
新物質や新素材の機能設計、創製、そしてそれらを製造するためのプロセス技術の開発など、多様な「ものづくり」を通して、科学技術の発展に貢献することをめざしています。研究対象は、原子、分子、高分子、結晶質・非晶質固体(金属・セラミックス・ガラス・半導体など)とそれらを組み合わせて作る複合体など、多岐にわたります。
マテリアル科学コース:材料学者を育成。循環型社会に相応しい材料の研究・開発をめざします。
応用化学コース:環境・エネルギー・健康・食糧問題の解決に資する化学者を育成します。
バイオ分子化学コース:化学の立場から医療・生命科学の発展に貢献する研究者を養成します。
予想される将来のフィールド
化学・物質工学科(定員242名)
マテリアル科学コース
- 金属・セラミックス関連企業
- エレクトロニクス関連企業
- 自動車関連企業
- 産業・精密機械関連企業
- 環境・エネルギー関連企業
- 医療・福祉機器関連企業
応用化学コース
- 化学工業関連企業
- 医薬品関連企業
- 自動車関連企業
- 食品関連企業
- 環境・エネルギー関連企業
- 電気・電子デバイス・半導体関連企業
バイオ分子化学コース
- 医薬品・化粧品関連企業
- 食品・バイオテクノロジー関連企業
- 環境・エネルギー関連企業
- 医療・診断材料関連企業
- 化学工業関連企業
- 国公私立研究機関
生命・生物工学科(定員105名)
生命科学コース
- 製薬関連企業
- 化粧品関連企業
- 食品関連企業
- 医療関連企業
- 環境関連企業
- 中学校・高等学校教員
生物工学コース
- 食品関連企業
- 医薬品に関する研究・開発企業
- 医療機関
- 薬品・化学製品関連企業
- 環境関連企業
- 中学校・高等学校教員