学科概要
急激な変化と発展を遂げる現代社会では、さまざまな分野で数学的思考に基づいて、現象の本質の解析と数理的定式化のできる人材に対するニーズが、非常に高まっています。数学科では高校までの数学の内容をしっかりマスターして最近の多方面への広がりを見せる数理科学に興味があり、計算だけではなく数学の論理的構造をじっくり学ぶこと、さまざまな事象に内在する本質を見ぬく洞察力を養成したい学生に対して、代数学、幾何学、解析学の基礎が身につくような学習プログラムを採用しています。また柔軟な思考力を養うために、意欲のある学生のために数学以外の理工系の科目も用意しています。
学びのキーワード
代数学、幾何学、解析学、統計学など、純粋数学から応用数学まで、少人数クラスで数学の幅広い知識を修得できるような学習プログラムを採用しています。講義・演習・ゼミナールを通して、計算だけでなく数学の論理的構造をじっくり学び、さまざまな事象に内在する本質を見抜く洞察力を養成します。特に、ゼミナール形式の授業は全ての学年で受講するようになっており、少人数で教員との直接対話を通して数学の考え方を身に付けていくとともに、プレゼンテーション力やコミュニケーション力を磨いていきます。柔軟な思考力を養うために数学以外の理工系の科目も用意しています。
研究室の窓
システム理工学部 数学科 2025年3月卒業
宮原 光佑
Q. 特別研究で取り組んでいることを教えてください。
1〜6までのサイコロの出目のように、「確率」に関連した数理モデルを学んでいます。特に、「期待値」を数値的に計算する「モンテカルロ法」を研究しています。また、それらをプログラムとして実装する上で生じるさまざまな課題や、その解決方法を考える応用的な研究にもチャレンジしています。
Q. 研究の展望を教えてください。
大学数学の中でも難しいとされるテーマに取り組むうちに、文献をじっくり読み込み、考えを整理して、解決の糸口を探る姿勢が身に付きました。卒業後はプログラマーとして働くので、大学で身に付けた「数学的思考力」を役立てたいと思います。
カリキュラム
4年間を通じて、代数学・幾何学・解析学を中心に、基礎から専門的な内容まで体系的に学びます。全学年でゼミナール形式の授業があり、少人数で教員と直接対話しながら数学の考え方を身に付けます。
1年次
必修科目
- 第1・第2選択外国語I・II
- 数学を学ぶ(微分積分I・II)
- 線形代数I・II
- オリエンテーションゼミナール
- フレッシュマンゼミナール
- 基礎数学演義I・II
選択必修科目
- コンピューター実験数学I
2年次
必修科目
- 第1選択外国語III・IV
- 集合と位相I・II・III
- 線形代数III
- 代数学I
- 基礎解析学I・II・III
- 数学基礎ゼミナールI・II
選択必修科目
- 集合と位相IV、線形代数IV
- 代数学II、微分方程式I
- 数学特論I、基礎統計学
- 基礎数学演義III・IV
3年次
必修科目
- 現代数学入門
- 専門ゼミナール
選択必修科目
- 代数学III・IV
- 幾何学I・II・III・IV
- 関数論I・II
- 解析学I・II・III・IV
- 関数解析学I・II
- 微分方程式II
- 確率論I・II
- 統計学I・II
- 数学特論II・III
4年次
必修科目
- 特別研究I・II
選択必修科目
- 数学特論V・VI・VII
※カリキュラムは変更になる場合があります。詳細は大学案内をご確認ください。
取得できる資格
所定単位を修得すると資格を取得できるもの
- 中学校教諭一種免許状〔数学〕
- 高等学校教諭一種免許状〔数学〕
- 司書
- 司書教諭
- 学芸員
申請することで資格を取得できるもの
- 測量士補
一定の実務経験を積むと資格を取得できるもの
- 測量士
予想される将来のフィールド
- コンピュータ関連(システムエンジニア等)
- 中学校・高等学校教員
- 金融関連(銀行・証券会社・保険会社)
- 情報・通信関連企業
- 公務員
- 大学院進学、大学研究者