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紅豆杉 – 芝田薬品株式会社

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雲南紅豆杉とは

身近に持てば厄除けになる、匂いを嗅げば長生きをする、と伝えられた雲南紅豆杉を、かの聖徳太子は笏(シャク)に用いたといわれております。日本では七世紀初に隋の王室からの贈り物として日本の皇室に伝わったのが最初とされていますが、この樹木の歴史は地球最古に遡ります。
ここに雲南紅豆杉の歴史と特性をご紹介いたします。

地球最古の霊木

雲南紅豆杉は、新生代第4紀氷河期から厳しい大自然の風雪に耐え今日まで生き抜き、現在残存している56種の植物の中でも、地球最古の最も貴重な仙樹です。2億年前の中生代(恐竜繁栄期)から一属一種の太古のままの姿で生き延びたため、「太古の生きる化石」とも呼ばれています。また、最も「生命力が強い」、即ち「気が強い」樹木ともいわれています。

標高4000mにそびえ立つ
樹高20mの巨木

雲南紅豆杉は、世界で最も磁場の良い所として有名な秘境地、中国南方の雲南省など限られた地域の、植物生息限界海抜をはるかに超えた、主に海抜3300m~4100m付近に原生林のまま群生しています。日本の富士山の頂上より高いところにも自生しているわけですから、まさに驚きです。
世界の樹木中、最も海抜が高い所に生息しているだけでなく、高山植物としては異例の、平均樹高21m、平均幹周5.6m、平均樹齢は3000年(中国科学院調査)という極めて生命力の強い樹木です。
特に樹齢3000年以上の雲南紅豆杉を「白豆杉」と呼び、その生命力の強さに敬意を表して「白豆杉」という別名が生まれました。

紀元前の昔より王室専用の霊樹

中国では、2200年以上前の秦の始皇帝の時代から、歴代の王朝で、大変貴重な王室専用の仙樹として大切にされ、重用されてきました。
万里の長城を作ったことでも有名な秦の始皇帝は、中国統一という偉業を成し遂げた後、不老不死を夢みるようになります。始皇帝から命を受けた徐福をはじめとする臣下は、世界中を旅しながら、見つけだしたもののひとつが雲南紅豆杉といわれ、仙人になれる仙樹とも呼ばれる由縁です。

紀元前の昔より王室専用の霊樹

歴代の中国の王室、日本の皇室では、大変長い間重宝がられた王室・皇室ゆかりの仙樹ですが、現代に至るまでその存在が世に出ることはありませんでした。
それは、中国政府がこの貴重な仙樹である雲南紅豆杉を大自然からの贈り物として保護する目的で、法律で国家一級保護植物に指定し、伐採禁止、売買禁止にしているからです。
歴史に残るであろう中国の英断は、昭和20年の終戦直後から、雲南省の高山地域に住む少数山岳民族である磨些族(納西族の元祖)と協力して、毎年植林事業を行った事にあります。その結果、ようやく絶滅の危機を脱したとの判断から、中国政府は、さらなる植林事業と研究推進の予算獲得政策により、米国と日本に限り、例外的に限定輸出することとなりました。
日本唯一の独占輸入製造元として(株)紅豆杉が、雲南紅豆杉を主原料とした2種類の天然樹木茶(紅豆杉茶・優喉茶)を商品化しました。

徹底した品質管理

人工栽培が難しく、高山に自生しているもののみを使用しているため、もとより農薬とは無縁の植物ですが、安全性を保障するために約360項目にも及ぶ残留農薬の検査を自主的に行っております。さらに、生産加工・品質管理で、厳しい安全基準を設定し、第三者機関でも安全性を確認しております。


科学顧問

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中村 敏一

受賞業績名  肝細胞増殖因子(HGF)の発見と肝再生を
       はじめとする器官再生機構の研究
受賞時所属  大阪大学大学院医学系研究科 教授
現在     大阪大学名誉教授、理学博士、日本癌学会名誉会員
       株式会社ニューロゲン代表取締役社長

京都大学名誉教授 和田洋巳先生執筆本

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