
佐々木 正人取締役執行役員社長
2021年10月4日
西日本機材センター名古屋サテライト開所式&記念イベントでの祝辞
本日、こうして一堂に会し、新しい「西日本機材センター名古屋サテライト」の開設と、東西の機材センターの100周年を祝うことができ、大変嬉しく思います。
機材センターの皆様と製和会の皆様におかれましては、作業所の「安全」はもとより、「品質」「工期」「コスト」等、あらゆる面で多大なご協力をいただいており、厚く御礼申し上げます。
本年、西日本機材センターが、約20年に亘る無災害の記録を評価いただき、総合建設業では初めて、安全功労者として内閣総理大臣賞を受賞したことを大変誇らしく思います。
引き続き、作業所、機材センター、製和会が三位一体となり、安全管理活動の徹底に努めていただきたいと思います。
さて、東西の機材センターの開設より約100年、この間、幾多の企業環境の変化がありましたが、昨今の流れはこれまで以上に激しく、大きな変革期であることは、皆さんもご認識のことと思います。
建設業界では、抜本的な生産性向上と働き方改革が喫緊の課題であり、当社は作業所でのデジタル技術の活用による次世代の建設現場を目指して、BIMによるフロントローディングやデジタルファブリケーション、そしてロボットやIoTなど先端技術の開発・活用に取り組んでいます。建設現場におけるカーボンニュートラルに関する取り組みも待ったなしの課題です。
私たちは、他社との競争力を高めるためにも、これまでの伝統を守りつつ、新たな未来への革新のスピードを、さらに加速させる必要があります。
機材センターと製和会の皆様一人ひとりをはじめ、グループの総力でこれらの課題に取り組んでいきたいと思います。
これからの「未来」に向けた皆さんの活動に大いに期待しております。